掲載:2019年3月15日
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年金積立金の運用実績はマイナス9.06%、運用開始以降の収益率はプラス2.73% ~2018年度第3四半期運用状況

 2019年2月1日、年金積立金管理運用独立行政法人は2018年度第3四半期(2018年10~12月)の運用状況を公表した。2018年度第3四半期において、国内外の株式市場は大幅に下落し、米国を中心に金利が低下し、為替は主要通貨に対して大幅な円高となった。この影響を受けて、2018年度第3四半期における運用資産全体の運用実績はマイナス9.06%であった。市場運用を開始した2001年度からの累積収益額は56兆6,745億円(年率プラス2.73)であった(図1)。
 年金積立金全体に占める運用資産別の構成割合は、国内債券が28.20%と最も多く、次いで国内株式の23.72%、外国株式の24.29%となっている(図2)。

図版見出し図1 市場運用開始後の累積収益額(2001年度~2018年度第3四半期)

図1 市場運用開始後の累積収益額(2001年度~2018年度第3四半期)

図版見出し図2 運用資産別の構成割合(年金積立金全体)

図2 運用資産別の構成割合(年金積立金全体)
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