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社会保障審議会年金事業管理部会第30回が開催

平成29年5月23日、厚生労働省社会保障審議会の年金事業管理部会第30回が開催された。議題は、日本年金機構の平成28年度業務実績の評価について。日本年金機構の「平成28年度業務実績報告書(案)」において平成28年度計画に対する取組状況、自己評価が公表された。これは平成27年5月の不正アクセス事件後、厚生労働省の業務改善命令により同年12月に業務改善計画が提出された。さらに平成28年度は同計画の集中取組期間(3年間)の初年度として、計画の確実な実行・推進と信頼回復が目標とされていた。具体的には「日本年金機構再生プロジェクトの実行」「情報セキュリティ対策の強化」「基幹業務の推進」が重点取組課題となっていた。
「日本年金機構再生プロジェクトの実行」については、「自ら考え、自ら改革する」「現場重点主義」をコンセプトに約70項目の改革に取り組んだ。「情報セキュリティ対策の強化」については、CSIRT機能強化や個人情報等専用共有フォルダの設置を行い、情報セキュリティポリシーの改正や情報セキュリティ研修の強化に取り組んだ。基幹業務の推進については納付月数増加と未納月数の最低基準を設定して最終納付率70%を目標とした。
平成29年度は業務改善計画の2年目として「再生加速・現場力強化の年」と命名した。

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