新潟県新潟市 福祉部保険年金課国民年金係
市中心部、信濃川にかかる「萬代橋」は、国の重要文化財に指定されている。
日米修好通商条約の開港5港のうちの1つとなった新潟。新潟市歴史博物館(みなとぴあ)には、旧新潟税関など当時の建物が展示されている。
新潟市役所近くにある「新潟県政記念館」(国重要文化財)。明治から昭和の初めまで県会議事堂として使われた。
信濃川沿いは整備され、散歩などを楽しむ市民の憩いの場。向かいに立つのは高層ビル「朱鷺メッセ」。
「朱鷺メッセ」の展望台から臨む夜景。新潟市の夜景は、新日本三大夜景・夜景100選事務局による「夜景100選」に選ばれている。
国民年金保険料の納付率は70%越え
――まず、新潟市の特徴について教えていただけますか。
滝沢杉子国民年金係長(以下、滝沢:敬称略) 新潟市は、2005年に広域合併が行われて現在の新潟市となりました。2007年4月には政令指定都市に移行し、市内には北区、東区、中央区、江南区、秋葉区、南区、西区、西蒲区の8つの行政区が設けられています。
滝沢杉子国民年金係長
――新潟県は国民年金の保険料納付率が全国のなかでトップクラスに位置すると聞いています。新潟市の納付率もやはり高いのでしょうね。
滝沢 確かに高いのですが、新潟県内全30市町村のなかでは新潟市の納付率は低いです。それでも、平成27年度末の新潟市の国民年金保険料納付率は72.4%だったから、全国的に見ると高いほうに入るといえます。
――保険料を納める人が多いのは、市民性も関係しているのでしょうか。実際に新潟市に住んでいるご自身の目には、新潟市の人はどのように映りますか。
滝沢 どちらかというと、せかせかしていなくて、のんびりしている感じの人が新潟市には多いと思います。ギスギスした感じがしないというか、穏やかな性格の人が多いように思いますね。