富山年金事務所(富山県富山市)
富山市内から立山連峰が一望できる
富山市は江戸から明治時代まで北前船の寄港地としても栄えた。当時の廻船問屋が建ち並ぶ歴史的街並みが残されている
富山市は市民の利便性のため、LRT(ライトレール)を活用したコンパクトなまちづくりに取り組んでいることでも有名
所長と職員の橋渡しをして事業実績のさらなる向上につなげる
桑原元且副所長は、名古屋の昭和年金事務所、岐阜北年金事務所を経て、平成28年4月に富山年金事務所副所長に着任した。
副所長として心がけているのは、所長の意に沿ったサポートをすることと、所長と課長たち職員の間に立って橋渡しすること。「それが事務所全体の事業成績向上につながると考えています」(桑原副所長)。
また、総務調整課長も兼務しているため、事務所内全体の様子にも気を配る。「特に冬の富山市は雪が多く降るため、駐車場の雪かきや、融雪装置の確認なども行い、お客様が来所しやすいように気を配っています」(桑原副所長)。
地域年金展開事業に関しては、セミナーの開催回数を増やすため、年金推進委員の協力を得たり、学校等にハガキを送ったりしながら開催を案内している。今年は1大学、1短大、1専門学校、7高校で実施。1つの学校で3クラスなど複数クラス、あるいは全クラスをお願いされることもある。「1度実施させていただいたところは翌年以降もやらせていただくとともに、新しいところも拡大していきます」。
今後の抱負は、やはり事業実績の1位維持。「1位になってもさらに上を目指し、『去年の自分を超える』というつもりで職員全員で取り組んでいきたいと思います」(桑原副所長)。