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︱2015.12.15 12月号 (通巻678号) Vol.33

掲載:2015年12月15日
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静岡県藤枝市 健康福祉部 国保年金課国民年金係

年金事務所や近隣市と交流し
「ホンネで話せる関係」を構築

 藤枝市は静岡県の中部に位置し、人口は約14万6,427人(2015年4月1日現在)。静岡市のベッドタウンでもあり、最近では津波を避けるために海沿いの市から移住してくる人も多いこと、また東京までのアクセスも新幹線利用で1時間半とよいことなどから人口は増えている。国民年金の第1号被保険者は1万6,353人(2014年度)。藤枝市の国民年金係の大きな特徴は、近隣市や年金事務所と定期的に交流の機会を設けているということであり、何かあった場合はお互いに「ホンネで話せる関係」ができているというのが魅力だ。

1日80件の相談を職員4人で対応。外国人の加入促進が課題

 藤枝市の国民年金係の職員は4人(正職員2名、臨時職員2名)で、全員が女性だ。
 窓口での相談件数は1日当たり平均約80件。月曜日は100件を超えることもあり、繁忙期の4月には200件近くなることもある。
 「転出の際も得喪の場合も漏れがないようにと気を付けながら応対しています。免除を利用したほうがよいと思われる方には免除の説明も必ず行い、あとで『あのとき市役所の人が言ってくれればよかったのに』ということがないようにと心がけています」と話すのは、渋谷香里・国民年金係長。国民年金係を担当して4年目になる。
 青島美乃主任主査は、今年9月に国民年金係担当となったばかり。「渋谷係長を補佐できるように一から勉強したい。年金制度は難しいですが、相談に来られた方にはわかりやすく説明するように心がけています」と話す。
 臨時職員の朝倉明美さんは担当3年目。「お客様のなかには市役所の窓口ということで緊張する人もいるので笑顔で接し、一方でご家族が亡くなった方にはその状況に寄り添った対応をするなど、お客様の立場に立った対応をしようといつも思っています」。
 もう1人の臨時職員で担当3年目小城おじろ茂子さんは、国民年金係長として在籍したことがあり、定年退職後、臨時職員として採用された。「長年の経験で、年金に加入していない人は顔を見れば匂いでわかります(笑)。いまは自分も年金をもらいながら国民年金の業務をしているので、年金のありがたみはよくわかる。加入していない人が転入で市役所に来られたときには『いまのうちに加入しておいたほうがいいですよ』と自分の経験を話しながら勧めています」と言う。
 国民年金係のなかは風通しが良い。窓口の様子を中の職員も意識して聞いて共有しており、窓口の職員が苦労しているようであれば助けに入る。女性職員だけの係なので、男性職員が対応したほうが良いと思われる場合は八木章仁・国保年金課長が助けに入っている。
 藤枝市には近隣市の水産加工会社などで派遣として働いている日系人や外国人も数多く住んでいるため、国年の窓口でも外国人の応対をすることが多い。ほとんどの外国人相談者は通訳を自分で連れて来たり、電話を使った通訳サービスを利用したりするので言葉の壁で苦労することはあまりないが、問題は「国民年金に加入したくない」という人が少なくないこと。「病気で通院するようになって国民健康保険に加入するために市役所に来た外国人の方を急いでつかまえて、『国民年金にも加入してください』『将来助かりますよ』と説明するのですが、なかなか加入していただけないですね。免除申請もあることを説明しますが、所得申告をしていない方も多くて免除を受けられないという実態です」(渋谷係長)。

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