掲載:2015年9月15日
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厚生年金・国民年金の平成26年度収支決算が公表

【厚生年金(表1)】

−歳入:前年度比20,686億円の増加−

〈増加分〉

  • 保険料収入が保険料率引上等により12,723億円増加。
  • 一般会計からの受入(国庫負担)が基礎年金拠出金の増加により4,632億円増加。
  • 解散厚生年金基金等徴収分が、責任準備金相当額の納付が増加したことにより19,653億円増加。
  • 年金積立金管理運用独立行政法人から納付金が10,615億円増加。

〈減少分〉

  • 基礎年金勘定からの受入(基礎年金交付金)が、基礎年金相当給付費の減少により4,256円億円減少。
  • 積立金からの受入が22,000億円減少。

−歳出:前年度比6,300億円の増加−

〈増加分〉

  • 基礎年金勘定への繰入(基礎年金拠出金)が、按分率の増加により10,979億円増加。

〈減少分〉

  • 保険給付率が1人分の給付費減少により5,051億円減少。

図版見出し表1 厚生年金の平成26年度の収支決算(年金特別会計厚生年金勘定)

表1 厚生年金の平成26年度の収支決算(年金特別会計厚生年金勘定)
  • 歳入歳出差(17,636億円)は、積立金に繰り入れた。

【国民年金(表2)】

−歳入:前年度比4,193億円の減少−

〈増加分〉

  • 年金積立金管理運用独立行政法人から納付金が977億円増加。

〈減少分〉

  • 一般会計からの受入(国庫負担)が基礎年金拠出金の減少により1,839億円減少。
  • 基礎年金勘定からの受入(基礎年金交付金)が、基礎年金相当給付費の減少により637円億円減少。
  • 積立金からの受入が2,749億円減少。

−歳出:前年度比4,340億円の減少−

〈増加分〉

  • なし

〈減少分〉

  • 給付費が、旧国民年金法による受給者数の減少により1,134億円減少。
  • 基礎年金勘定への繰入(基礎年金拠出金)が、按分率の減少により3,386億円減少。

図版見出し表2 国民年金の平成26年度の収支決算(年金特別会計国民年金勘定)

表2 国民年金の平成26年度の収支決算(年金特別会計国民年金勘定)
  • 歳入歳出差(890億円)は、福祉年金給付金剰余金(0.2億円)を除いて積立金に繰り入れた。

図版見出し表3(参考) 平成26年度決算終了後の積立金残高

表3(参考) 平成26年度決算終了後の積立金残高
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