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千葉県船橋市 市民生活部 国民年金課

 千葉県船橋市は、千葉県の大都市。人口減少時代にもかかわらず人口が増加傾向にあり、今年3月には62万人を超えた。その背景には、東京からの距離がわずか20キロで、9路線35駅もの鉄道網を擁するという都心へのアクセスの良さや、商業施設が多く住環境が充実していることなどがある。船橋市役所では「接遇日本一」を目指しており、国民年金課もお客様の立場に立った正確・丁寧でわかりやすい説明を心がけている。また、障害年金に関する相談については予約制とし、相談者1人ひとりに担当の職員が付くなど、安心して相談できる窓口づくりを進めている。

本庁と駅前総合窓口センターの来所の相談は1日約100件

 船橋市といえば、いまや全国的人気の非公認ゆるキャラ「ふなっしー」で有名だが、一方では、市の産品をPRする「目利き番頭 船えもん」という公式キャラクターがいることをご存じだろうか。
 船橋市は漁業も農業も盛んで、都心に近いという地の利を生かして首都圏に新鮮な水産物・農作物を供給している。まず漁業では、船橋沖の干潟「三番瀬」が江戸時代から豊かな漁場として知られ、水揚げされた魚介類は幕府に献上されてきたことから「御菜浦(おさいのうら)」と呼ばれてきた。スズキの漁獲量は日本一、あさり、ホンビノス貝や海苔の漁も有名だ。また農業では、にんじん、枝豆、小松菜、梨などが収穫され、なかでも梨は昨年11月、「船橋のなし」として特許庁の「地域団体商標」に登録された。 
 こうした市の産品を、「船えもん」と「ふなっしー」が一緒に仲良くイベント等でPRしている。
 船橋市はスポーツも盛ん。サッカーや体操競技の強豪である市立船橋高校があり、小学生のミニバスも全国大会の常連。船橋市を拠点とするプロのバスケットボールチームやラグビーチームもあり、市は「スポーツ健康都市宣言」を行っている。
 船橋市役所(本庁)の国民年金課の職員は、正職員9名、非常勤職員14名(週の前半と後半で7名ずつ勤務)、臨時職員が時期に合わせて1~3名配置されている。また、同市では船橋駅南口にある再開発ビル「フェイス」の5階に、ミニ市役所としての機能を持つ「船橋駅前総合窓口センター」を開設しており、本庁の国民年金課の職員も交代で同センターの窓口に立ち、国年加入や転出入、免除の受け付け業務を行っている。
 1日の来所の相談件数は、本庁とセンターを合わせると約100件。割合をみると、センターのほうが夜8時まで対応していることもあり相談件数が6対4で多い。一方、電話での相談件数は本庁とセンターを合わせて約50件で、本庁への電話が9割以上を占める。

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