『遺族年金』を学ぶ

今回の「年金をいくらもらえるのか?」を学ぶ⑤では、ご自身の年金額を試算できる「年住協 カンタン『年金額』シミュレーション」をご用意しました。

「将来、年金はいくらぐらいもらえるのだろうか?」
皆さんが一番関心のあることだと思います。 これまでに学んだ「老齢基礎年金」や「老齢厚生年金」の計算方法を振り返りながら、ご活用ください。

年住協 カンタン【年金額】シミュレーション

2024(令和6)年度版

①「老齢基礎年金」

※ご自身のデータを に入力してください。

● 保険料納付済期間
20歳以上60歳未満の
保険料納付済期間(年単位)
厚生年金加入期間も含む
※「見込み」も可
● 改定率
※どれか一つにチェックマークを
付けて下さい。
※上記、入力後、押してください。
● 老齢基礎年金の受給額(目安)

②「老齢厚生年金」

※ご自身のデータを に入力してください。

● 報酬比例年金額
  • 本シミュレーションは、1946(昭和21)年4月2日以降生まれの方を対象とします。
  • 被用者年金制度の一元化に伴い2015(平成27)年10月1日以降から公務員等の年金は厚生年金に統合
  • 本シミュレーションでは「物価スライド率」は考慮していません。
年 収
《厚生年金加入中の平均年収》
45歳時の平均年収が目安になります。
厚生年金加入期間(年単位)
「見込み」も可
※上記、入力後、押してください。
● 老齢厚生年金の受給額(目安)
報酬比例年金額
加給年金額
合 計

③「老齢基礎年金」+「老齢厚生年金」

● 年金額合計(目安)
老齢厚生年金
(2階部分)
老齢基礎年金
(1階部分)
合 計

※上記金額はあくまでも目安の年金額です。
正確な年金額をお知りになりたい場合は、
お近くの年金事務所等にてご確認ください。

「注意事項」

  • 「年住協 カンタン【年金額】シミュレーション」は、様々な資料(2024年1月時点)をもとに推考したもので、あくまでも目安の金額になります。
    正確なご自身の年金額を知りたい場合は、最寄りの年金事務所または日本年金機構の「ねんきんネット」をご利用ください。

    ※「ねんきんネット」:https://www.nenkin.go.jp/n_net/

  • 厚生年金の報酬比例部分の乗率は、期間に関わらず2003(平成15)年4月以降の乗率 5.481を使用しています。

  • 本シミュレーションでは「付加年金」・「振替加算」・「経過的加算」・「特別支給の老齢厚生年金」は計算の対象としていません。

年金額を知ることは、将来の生活をイメージすること

今回のシミュレーションで、将来、ご自身の年金がいくらぐらいになるのか、イメージできたでしょうか?
おそらくですが、「意外に少ないなあ」と感じた方も少なからずいらっしゃると思います。
でも、健康で働ける職場があれば何からの収入を得られるので、「年金の金額」もさほど気にならないでしょう。

本シリーズを開始するときに冒頭で「年金は、人生における社会的リスクをお金でカバーする仕組み」と申し上げました。
長く生きればその分お金がかかります。
もし、高齢になって働けなくなったら、定期的に得られる収入は年金だけとなります。
そのとき、皆さんは今の生活を続けることは可能なのでしょうか。

将来の年金額を知ることは、今後のライフプラン設計の第一歩です。
長期的な視野に立ち、これからの生活をどう設計していくか?
家計の支出を見直す方をいらっしゃるでしょう。資産運用等でお金を増やすことを考える方もいると思います。
今回の「年金額を知ること』が、将来の対策に少しでもお役に立てれば幸いです。

次回は、「年金はいくらもらえるのか?」を学ぶシリーズの最終回です。
皆さんからの疑問や不安をQ&Aとして、お伝えします。
お楽しみに!

- 次回予告 -

「年金はいくらもらえるのか?」を学ぶ⑤
~よくあるQ&A~

次回、くらしすとEYEの年金を学ぶ【第25回】では、
"「年金はいくらもらえるのか?」を学ぶ⑤ ~よくあるQ&A~"
を更新予定でございます。
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