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くらしすとEYE
住まい
掲載:2015年12月15日

住まいの環境整備①
〜家具転倒、家の中に潜む身近な危険〜

  被害を防ぐポイントは?

寝室のポイント

 就寝時間帯に発生する地震は被害が大きくなると予想されています。「寝ている時間に地震が起きたらどうなるか?」をイメージして、家具類の配置を決めます。

①整理タンスや本棚などの大型家具は置かない

 子どもたちが独立して空いている部屋があれば、その部屋を納戸(なんど)にして大型家具を集約します。

②寝室を変更する方法もある

 大型の家具が移動できなければ、家具のない部屋へ寝室を変えてしまう方法もあります。発想の転換で、倒れてくる家具から身を守ることができます。

③寝床を避けるよう配置する

 寝ているところに向かって倒れてこないように家具を配置します。できれば家具のない部屋で寝てください。

④避難通路を確保する

 廊下に出るための扉の前や、外に出るための掃き出し窓の前に、大型家具が倒れると避難が難しくなります。避難通路に家具が倒れないよう配置します(図3)。

⑤重心を下げる

 本棚の収納物については、百科事典やアルバムなど重い本は下部へ、軽い本は上部へと移動させて、重心を下げるように配置換えをします。

■図3 寝室の家具の配置と避難経路

図3

台所・食堂のポイント

 台所や食堂には、電化製品とそれらを置く棚や収納台、食器棚、冷蔵庫など多くのモノがあります。地震が発生したとき、倒れてきた家具類による打撲や、散乱したガラスによる切り傷で、避難が難しくなることがあります。

①食器や物品の整理と棚卸

 家族が増えると食器も増えます。子どもが独立しても食器類を捨てることなく、ぎっしりと収納されているお宅が多いのではないでしょうか。まったく使わない食器や物品はバザーや誰かほしい方に譲るなどして整理しましょう。

②ガラスの飛散防止

 食器棚は、ガラスの扉が付いているものが多くあります。普段は食器が見えるので便利ですが、地震の揺れでガラスが割れ、食器が飛び出すことがあります。切り傷の原因になるので、ガラスには飛散防止のためのフィルムを貼ります

③生活動線と避難通路を考える

 避難通路を優先して家具類の配置を変更すると、生活が不便になることがあります。家具類を移動させる場合、避難通路と生活動線を併せて考える必要があります。

家具を固定する前に

 家具を固定する前に、配置換えや家内整理が必要な場合があります。これから年末の大掃除の時期、整理整頓は今がチャンスです図4)。
 次回は、家具類の固定方法について、ご紹介します。

■図4 家具を固定する前に

図4

一般社団法人わがやネット 公式ウェブサイト
http://www.wagaya.net/

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