日本年金機構における業務委託のあり方等に関する調査委員会が設置
日本年金機構では、「扶養親族等申告書」に係るデータ入力を外部に業務委託した際に、入力にミスがあり2月の支給額に誤りが生じてしまったことを受けて、「業務委託のあり方等に関する調査委員会」を設置したと平成30年4月10日公表した。この委員会は外部の専門家により、先の事案に関して日本年金機構の一連の業務処理・業務プロセスを再検証し原因を追究するもので、業務処理・業務プロセスを最適化し、個人情報を扱う業務の外部委託のあり方を検討する(表)。平成30年4月10日には第1回調査委員会を開催し、6月には厚生労働省社会保障審議会年棋院事業管理部会に方向書を提出する予定となっている。
表 「日本年金機構における業務委託のあり方等に関する調査委員会」の概要