福井年金事務所(福井県福井市)
東尋坊(坂井市)は国の名勝・天然記念物に指定されている。
曹洞宗の総本山・永平寺(永平寺町)。
福井県は国内随一、恐竜の化石が多く採取される県。福井駅前には、県内で発見された恐竜の実寸大模型(一日中動いて吠える)や、恐竜の足跡の化石などが置かれ、人々の目を楽しませている。
職員のスキルの均一化をめざして研修開催
饗庭(あいば)隆お客様相談室長は、滋賀県の草津年金事務所のお客様相談室、京都西年金事務所の記録課とお客様相談室を経て、昨年4月に福井年金事務所に着任した。管理職を務めるのは今回初めてとなる。
お客様相談室の職員は全17名(うち1名は委託職員)。ブースの数は通常6ブースとなっている。1日当たりの窓口の相談者数は、約70~80人。待ち時間は、短縮年金に関する相談が落ち着いてきたことから最近は15〜30分程度。
業務では、スキルのある職員に負担がかかるということのないよう、スキルの均一化に心がけている。時間外に個別の研修を行ったり、新しく入った職員には経験のある職員が隣に付きながら窓口業務を実際に行ってもらったりしてスキルを高めている。
「滋賀・京都勤務時代もお客様相談室を経験していましたが、制度改正や事務処理の変更が多く、それを認識しないと事務処理誤りなどにつながってしまうので、月に何回か他課の職員にも実際の相談業務を行ってもらいながら研修し、過去に経験した年金相談のスキルが落ちないようにしています」(饗庭室長)。
今後の抱負は、予約相談を増やすこと。「福井の人は予約を案内しても『いいよいいよ、自分で来たいときに来るから』とおっしゃる方が多いように思われます。縛られるのが好きではない、自由に来られるのがよいと思う方が多いのかわかりませんが、引き続き、予約相談を実施していることを管内の皆さんに広く周知し、予約していただいて相談を受けていただいた方が、相談の準備ができることにより、スムーズにかつきめ細かな対応ができるメリットを伝えていくことで、予約相談の件数増加につなげていきたいです」(饗庭室長)。
前列は中央の野ッ俣一郎所長を挟んで、左が白崎栄治副所長、右が廣野和成副所長。後列は左から饗庭隆お客様相談室長、寺前清隆国民年金課長、村上幸弘適用調査課長、高﨑賢一厚生年金徴収課長。