福井年金事務所(福井県福井市)
東尋坊(坂井市)は国の名勝・天然記念物に指定されている。
曹洞宗の総本山・永平寺(永平寺町)。
福井県は国内随一、恐竜の化石が多く採取される県。福井駅前には、県内で発見された恐竜の実寸大模型(一日中動いて吠える)や、恐竜の足跡の化石などが置かれ、人々の目を楽しませている。
書類の電子化による事務センターへの直送をPR
村上幸弘厚生年金適用調査課長は、福井年金事務所お客様相談室長、京都府の中京年金事務所の国民年金課長を経て、今年4月に再び福井年金事務所に戻ってきた。厚生年金適用調査課の職員は全12名で、うち正職員が5名、特定契約職員が7名となっている。
管内の適用事業所数は7月末現在約10,000件。古くからの地場産業である繊維・織物関係を含めた製造業の割合が全国と比較して高く、全企業の20%を占めていることが地域的な特徴として挙げられる。また、人口1万人あたりの企業数は全国1位であるが、業種や事業規模は、製造に関わる中間工程や部品製造などの(高齢者が勤務する)零細企業が多く占める状況にある。
このような状況のなか、「厚生年金保険等への加入指導を実施するうえで、事業主側より、「既に年金を受給しているにも拘わらず、厚生年金保険に加入するメリットが感じられない」等の声をいただくことがありますが、丁寧に制度の説明を繰り返し行うことでご理解を求め適用に繋がるよう努めているところです」(村上課長)。
行動計画の必達が命題なので、職員の気持ちを高め合い、かつお客様サービスも心がけながら、目標を達成したいと考えている。
また、電子申請や電子媒体等による事務センターへの直送も課題としている。「本当に窓口での相談が必要な人に絞っての対応ができるようになれば、適用勧奨や調査業務に集中して取り組めるようになります。効率よく事業実績を上げるためにも、電子化をPRしていきたいです」と村上課長は話す。