第55回全国都市国民年金協議会(以下、都市協)が8月24・25日の2日間、四国ブロック・愛媛県松山市の松山市総合コミュニティセンターで開催された。参加したのは、加盟813市区のうち192市区(243名)であった。出席できなかった621市区からはすべて委任状を受けている。
1日目は分科会が開催された。テーマ別に4つの分科会が開かれ、それぞれの分科会には各ブロックからの代表が出席して、テーマごとに地域における課題や現状について議論した。2日目は総会と研修会が開催された。研修会では、玉木伸介氏(大妻女子大学短期大学部教授)による基調講演が行われた。その後、分科会の報告が各会のリーダーより行われた。
1日目:分科会
分科会には市区より231人の会員、厚生労働省より8名、日本年金機構より6名が参加し、4つのテーマ(区分)に分かれて議論が行われた。
【第1分科会】 |
資格適用 |
【第2分科会】 |
保険料納付・免除 |
【第3分科会】 |
給付 |
【第4分科会】 |
制度全般 |
分科会の様子(上・下)。
○第1分科会
〜分科会テーマ「資格適用」〜
- 20歳取得に係る書類送付の際に、どのような工夫ができるか。
- 制度への理解を深めてもらうために、加入手続きの際の説明やチラシ等でどのような工夫ができるか。
- 20歳取得に係る送付物で省略できるものはあるか。
- 外国人適用には、どのような工夫ができるか。
- 適用漏れの防止のために何ができるか。
など
○第2分科会
〜分科会テーマ「保険料納付・免除」〜
- 平成30年以降実施予定の「継続免除拡大」「産前産後期間の保険料免除」をよりよい方向で実務するためには何ができるか。
- 免除審査の公平性を保ちながら申請者の負担軽減と事務の迅速化を図り、未納者の減少につなげるにはどうしたらよいか。
- 免除制度を拡充する一方で納付意欲拡大を図るために何ができるか。
など
○第3分科会
〜分科会テーマ「給付」〜
- 障害基礎年金の給付事務を改善するために何ができるか。
- 老齢基礎年金や未支給年金などの給付請求を簡略化するにはどうするのがよいか。
- 障害年金センターにおける照会対応の改善を求めたい。
など
○第4分科会
〜分科会テーマ「制度全般について」〜
- マイナンバー制度の本格稼働のスケジュールや市区町村の業務などについて情報共有を図りたい。
- 年金生活者支援給付金について、未申告者の所得把握の簡素化、世帯変動による該当・非該当手続き、年金事務所の対応、十分な交付金措置について検討する。
- 年金制度への理解を深めるため国・日本年金機構・自治体の協力連携がより強く求められる。