close-up

広島東年金事務所(広島)

 広島東年金事務所は、広島市の中心地・中区に位置する年金事務所であり、広島県の代表事務所でもある。特徴は、手話による年金相談日があるなど、障害のあるお客様への対応に積極的であること。また、所長自ら職員研修を行ったり、月1回所長と職員が昼食をとるランチミーティングを開催するなど、人材育成やコミュニケーションづくりにも力を入れている。来年2月には市内3年金事務所の厚生年金適用調査課、厚生年金徴収課の機能がすべて広島東年金事務所に集約される予定で、また、来年4月の中国地域部東京移転後は同年金事務所が中国地域全体の取りまとめ役となるため、人材育成等の重要性もこれまで以上に高まっている。

組織移行に向け、職員のスキルアップがさらに重要に

 厚生年金適用調査課の職員は13名。守屋裕樹厚生年金適用調査課長は岡山市出身で、鳥取年金事務所お客様相談室長、岡山年金事務所国民年金課長を経て、平成26年10月に広島東年金事務所に着任した。

 管内の事業所数は厚生年金が6月末で1万426件。年間で500件ずつ増えている。未適用の行動計画も順調に進み、今年度4月〜6月の行動計画の目標は達成した。

 ただ、「中国地方で最大の事務所であるため、電話やお客様も多く、そのなかで基幹事業である調査業務と、未適事業所の適用勧奨をバランスよくやらないといけないのが難しいところです」(守屋課長)。

 繁華街の地区もあるため飲食業が多く、未適の事業者が夜営業の場合は、昼間に職員が訪れてもなかなか会えないのが悩みである。

 来年2月からの適用調査課・徴収課の機能集約については、市内3事務所の適用調査課長・課長補佐、徴収課長・課長補佐で定期的に打ち合わせをしている。広島東年金事務所としては、駐車場の確保を総務中心に進めていたり、新しい電話回線を引くことなども話し合ったりしている。

 「組織移行後はほかの事務所を引っ張っていく存在になっていかないといけないので、個々の職員の果たす役割が大きくなります。その意味でも、職員のスキルアップがこれまで以上に重要だと考えています。お客様にも迷惑のかからないよう、順調に2月の組織移行を迎えられるようにしたいと思っています」(守屋課長)。

次へ

この記事はお役に立ちましたか?

ご評価いただきありがとうございます。
今後の記事作成の参考にさせていただきます。

また、他のページもよろしければご利用をお願いしておりますので、
検索機能」や記事の「 人気ランキング 」をご利用ください。

あわせて読みたい記事

人気の記事

年金のよくあるご質問

- 各種ご質問をご紹介 -

よくあるご質問はこちら