広島東年金事務所(広島)
組織移行に向け、職員のスキルアップがさらに重要に
厚生年金適用調査課の職員は13名。守屋裕樹厚生年金適用調査課長は岡山市出身で、鳥取年金事務所お客様相談室長、岡山年金事務所国民年金課長を経て、平成26年10月に広島東年金事務所に着任した。
管内の事業所数は厚生年金が6月末で1万426件。年間で500件ずつ増えている。未適用の行動計画も順調に進み、今年度4月〜6月の行動計画の目標は達成した。
ただ、「中国地方で最大の事務所であるため、電話やお客様も多く、そのなかで基幹事業である調査業務と、未適事業所の適用勧奨をバランスよくやらないといけないのが難しいところです」(守屋課長)。
繁華街の地区もあるため飲食業が多く、未適の事業者が夜営業の場合は、昼間に職員が訪れてもなかなか会えないのが悩みである。
来年2月からの適用調査課・徴収課の機能集約については、市内3事務所の適用調査課長・課長補佐、徴収課長・課長補佐で定期的に打ち合わせをしている。広島東年金事務所としては、駐車場の確保を総務中心に進めていたり、新しい電話回線を引くことなども話し合ったりしている。
「組織移行後はほかの事務所を引っ張っていく存在になっていかないといけないので、個々の職員の果たす役割が大きくなります。その意味でも、職員のスキルアップがこれまで以上に重要だと考えています。お客様にも迷惑のかからないよう、順調に2月の組織移行を迎えられるようにしたいと思っています」(守屋課長)。