日本年金機構が組織を再編成
日本年金機構は平成28年3月31日、組織の再編成の一環として4月の人事異動を行うことを公表した。日本年金機構では、平成28年の組織目標を「再生元年―自ら考え、自ら改革する―」とし、日本年金機構再生プロジェクトの実行、情報セキュリティ対策の強化、基幹業務の推進を重点取組課題としている。具体的には、(1)組織の一体化 (2)業務削減会議の設置 (3)女性管理職の登用 (4)人事交流などの促進となっている。特に(1)の組織の一体化については、①本部とブロック本部の統合※ ②地域部の創設 ③地域マネジャーの設置を目的としており、これらを踏まえて平成28年4月には190名の職員が拠点から本部に異動している。
- 本部とブロック本部の統合については、平成28年4月に人事・労使関係業務が統合され、同年10月に経理関係業務の統合、平成29年4月に現場管理・支援関係業務の統合により本部への統合完了が予定されている。