年金積立金管理運用独立行政法人の平成27年度第1四半期運用状況 〜収益率はプラス1.92%
年金積立金管理運用独立行政法人は平成27年8月27日、平成27年度第1四半期運用状況を公表した。
公表によると(表4)、第1四半期の収益率(期間率)は、プラス1.92%となった。これは国内株式の上昇や円安の効果による。収益額はプラス2兆6,489億円で、平成13年度の自主運用開始から累積収益額は53兆3,826億円となった。構成割合で最も大きいのは国内債券の37.95%、次いで国内株式の23.39%、外国株式の22.32%となっている(図1)。
表4 収益率の状況
図1 運用資産の構成割合