2まずは教室に参加してみよう
教室の様子をご紹介
準備運動をした後、コーチの元に集まり、ラケットの構え方や打ち方、バランスのとり方などのレクチャーを受けます。コーチが指導の合間に挟む冗談に参加者も思わず笑顔がこぼれます。 |
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コーチによるラリーの見本。真剣に見守る参加者。 |
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初心者は、コーチのボールを打ち返す練習を繰り返します。時にはコーチからフォームの指導も。少し慣れたら次は参加者同士でラリーを開始。 |
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ボールを当てるのに苦戦しながらも、楽しそうにプレイしています。 |
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ボールを打ち返すのに慣れた人や、卓球経験のある人がラリーを楽しんでいます。時に会話を交えて、時に熱いバトルが繰り広げられることも。 |
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質問・疑問があれば、すぐに丁寧に教えてもらえるのも、コーチがいる卓球教室のよさ。皆さん、指導を素早く吸収しています。 |
それぞれの楽しみ方が見つかる教室
■Aさん夫妻「妻のすすめで2人で運動を」
奥様から言い出して参加を決めたというAさん夫妻。過去に温泉卓球の経験があるだけで、ラージボール卓球はまったくの初心者だそうです。「『軽い運動を始めたいな』と思ったのが参加のきっかけ」と奥様のAさん。「最初は、意外にボールが当たらないなぁ、という印象でした。でも、基本をしっかり教えてもらえるので、少しずつ上達しているのを感じられて、楽しくなってきました」と夫のAさん。「楽しいよな」と問いかけられて「うん、うん」と答える奥様。みんなに話しかけやすい雰囲気で、気軽な服装で参加できたのもよかったそうです。
■Bさん「年齢制限がなく、やる気さえあればできる」
「目黒区報を見て、年齢制限がないとあったので参加してみようと思いました」。Bさんは、参加者で最高齢ながら習う意欲は人一倍あり、コーチとも楽しく会話をしながら練習しているのが印象的です。「40代はスキーをやっていましたが、今は自転車に乗るぐらいが運動」というBさん。「腰が曲がっていて、最初はできるのかな」と不安だったそうです。「前かがみの体勢でも大丈夫と分かり、楽しくやらせてもらっています。本人のやる気さえあればできるものですね」と嬉しそうでした。
■Cさん「前にやっていた感覚を呼び起こしながら」
「中学の時に卓球をしていたのですが、それ以降はまったくしていなくて。でも、田舎の福島の友人で、ラージボール卓球をやっている人から勧められ、ずっと気になっていました」とCさん。「運動不足で週1ぐらいのペースで続けられれば」と思っているそう。「上手な方がお相手だと、ラリーが続いてとっても楽しい! 一度やっていたから、その時の感覚を呼び起こしながらやっています。慣れるともっと速く打てるかもしれないですね。気楽に続けられそうだからこれからもできれば」と語ってくれました。
■Dさん「相手とのやりとりが楽しい」
「30年前に卓球を教わっていたこともあるのですが、その時は続けられなくて。会社がすぐ近くで、またやりたいなぁと思っている時にこの募集を見つけました」。Cさんは、ロングウォークや自転車競技にも参加するなど、スポーツ経験豊富でアクティブ。「年齢にふさわしいスポーツだと思えたのと、敏捷性が養えると思って」と参加を決めたそうです。「男性同士で、ラリーが続いてくると、アイコンタクトで『ここでスマッシュを打たせてくれ!』みたいなやり取りがあるんですよ(笑)。そんなやり取りも楽しくて!」と笑顔を見せます。
■Eさん「オリンピックで愛ちゃんの試合を見て」
「40代までテニスを続けていたのですが、膝をケガしてから激しいスポーツを控えていて」と語るEさん。「でも、オリンピックの愛ちゃんの試合を見ていて、何かやるなら気軽に始められそうな卓球がいいなと思っていました」。実際にやってみた感想は、「思っていた以上の運動量なのですね。とてもいい汗かいています!」とのこと。「ボールを逃さないように必死になるのと、『お相手の方のためにしっかり返さなきゃ』と焦ることもあって冷や汗も混じりますが、でもとっても楽しいですね」とのことでした。
近所の体育館などで気軽にトライ
コーチのインタビューをはじめ、参加者の感想をご紹介してきましたが、皆さんに共通するのは「気軽に参加できて楽しい」という気持ちです。
年齢を重ねて体力が低下してくると、気になるのはやっぱり健康のこと。楽しく続けられて、無理なく全身運動ができるラージボール卓球は、まさに高齢者に最適と言えるかもしれません。市区町村がお近くの体育館などで無料の講座を開催していることも多いので、気になったら問い合わせをしてみるといいでしょう。
医学的な観点からも有効性が認められつつあるラージボール卓球、この機会に参加してみてはいかがですか?
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② まずは教室に参加してみよう