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年金広報タイトル

︱2018.5.15 5月号 (通巻707号) Vol.62

掲載:2018年5月15日
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高山年金事務所(岐阜県高山市)

全国1位奪還に向けて一丸となって取り組む

 高山年金事務所は、岐阜県の高山市、飛騨市、下呂市、白川村の3市1村を管轄する。なかでも高山市は日本でいちばん面積が広い市。広大なエリアを管轄する苦労があるが、国民年金保険料の納付率、厚生年金の保険料徴収率、適用率とも全国トップクラスの実績を維持している。目指すは全国1位。事務所一丸となって取り組んでいくという。

先人たちが築き上げた良好な成績を維持・向上させる

 高山年金事務所は職員数27名。うち正職員は15名、特定職員(有期・無期含む)12名となっている。
 管轄地域は、高山市(人口約9万人)、飛騨市(人口約2万4,000人)、下呂市(人口約3万3,000人)、白川村(人口約1,700人)の3市1村(合計=約14万9,000人)。高山市は日本三大美祭の1つである「高山祭」で有名で、日本三名泉で有名な下呂市、白川村は世界遺産に登録されている「白川郷」がある。また、飛騨市神岡町には「スーパーカミオカンデ」(世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置)があるほか、飛騨地方は最近、アニメ映画『君の名は』のモデルになった地域としても知られ、多くの観光客が訪れている。
 同事務所管内の自治体のうち 高山市は日本でいちばん面積が広い市(2,177.6平方キロメートル)。そのため、同事務所には広いエリアを管轄するという苦労がある。
 にもかかわらず、同事務所の実績は全国トップクラス。国民年金保険料の納付率は全国1〜2位を争う地位にあり、厚生年金の適用率も毎年全国トップ5には入っている。
 山内ひろみ所長は、大垣年金事務所(岐阜県)の適用調査課長、沼津年金事務所(静岡県)の副所長を経て、昨年4月に高山年金事務所に着任した。自身にとっては初の所長職。「同じ岐阜県(関市)の出身なので、気持ちに余裕のある面もあれば、逆にプレッシャーを感じる面もあります」と語る。
 日本年金機構になってからこれまでを振り返り、「職員のお客様に対する意識がより高まっている」と感じている。たとえば、お客様を待たせないという気持ち。「電話がかかってきても3コールで取るということを職員たちは徹底してくれていますし、窓口にお客様がお見えになったときも、バックヤードの職員も含めて率先して応対しようとしてくれています」(山内所長)。
 お客様をお待たせしないため、予約率の向上にも取り組んでいるが、今年2月末現在、予約率は6割にとどまっている。もともと高山年金事務所は待ち時間が少ないため、予約しなくても待たずに相談はできる。しかし、1件当たりの相談時間が長いため、予約してから来てもらうようにすれば、事前に準備ができてスムーズに相談でき、相談時間を短縮できることになる。
 多い相談は在職老齢年金に関するもの。「働くと、もらえる年金額はいくらになるか、仕事を辞めたらいくらになるか、1つ聞かれてお答えするごとに付随していろいろな質問が出てくるので、どうしても相談時間が長くなりますね」(山内所長)。
 1日当たりの相談件数は約30件。しかし、社会保険労務士等を通して相談する人もいるため、それを入れるとより多い件数になる。
 スキルアップについては、各課で正職員が有期職員に研修したり、その都度教えたりして努めていることに加えて、事務所内のどの職員も簡単な相談には対応できるように、お客様相談室を中心に事務所内の全職員に対する研修を行っている。
 また、課長クラス以外の主任クラスの職員にも計画立案から目標達成までを担ってもらったり、有期職員への情報伝達なども任せたりするようにして、いずれ課長職になったときのことを考えた人材育成もするようにしている。
 「高山年金事務所の実績が全国トップクラスを維持できているのは、先人たちが築き上げてきてくれたおかげです。今後も良好な成績を維持してさらに高めていきたい。それが私たちの使命だと考えています」と山内所長は語る。

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