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静岡県浜松市 健康福祉部国保年金課管理・国民年金グループ & 静岡県浜松市北区 長寿保険課

 静岡県浜松市は人口約80万人(国民年金第1号被保険者数約9万人)で、7つの行政区からなる政令指定都市。今年は現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台としても一躍脚光を浴びている。今回の取材では7つの区のうち、直虎が生まれ育った井伊谷の地がある北区を訪問。まず、浜松市観光・シティプロモーション課の杉田実良さんに大河フィーバーに湧く浜松市の魅力と見どころを紹介していただき、次に、北区長寿保険課で国民年金の窓口を担当する渡邊なぎささんと、7区の国民年金業務をサポートする本庁の健康福祉部国保年金課管理・国民年金グループ主任の清水麗子さんに、国年業務についての日ごろの取り組みを聞いた。

国民年金業務は他業務と兼務で行っている

―― それでは、国民年金業務の取り組みについて、浜松市(本庁)の健康福祉部国保年金課管理・国民年金グループ主任の清水麗子さん(担当5年目)と、北区長寿保険課の渡邊なぎささん(担当1年目)にお話をうかがってまいります。最初に窓口の状況などを教えていただけますか。

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浜松市本庁(健康福祉部国民年金課管理・国民年金グループ)の清水麗子主任。

清水 浜松市は中区、東区、西区、南区、北区、浜北区、天竜区の7つの区からなりまして、各区の「長寿保険課」が国年の窓口業務を担っています。ただ、同課は国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険などほかの分野の業務も行っているので、その一部に国年業務があるという感じになりますね。本庁も、「国保年金課」が国年の所管課ではありますが、やはり国保や後期高齢者医療などを兼務していて、私がいる管理国年グループも職員5名中、私とあと1名が兼務で国年業務を行っています。仕事の分量的には私がいちばん国年業務を行ってはいますが、完全なる専任は誰もいないということになります。

―― 7区あるうち、ここ北区ではどのように国年業務を行っているのでしょう。

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浜松市北区(長寿保険課)の渡邊なぎささん。

渡邊 北区では長寿保険課のうち6名が国保年金グループですが、うち私を含めて4名が正規職員で、その正規のうち現在2名が産休・育休中で、それを埋める形で2名の臨時職員がいます。そういうわけで、いま国年業務をメインで担当しているのは私のみです。ただ、長寿保険課のほかの職員も国年の相談とかは受けてくれています。障害年金は私のみが担当しています。

―― 国年業務メインの職員が1人だけというのは大変ですね。

渡邊 実は、私は昨年11月に入庁したばかりで、役所勤務も年金業務も初めての経験なんです。最初は先輩職員に手とり足とり教えてもらいながら始めたのですが、その先輩職員が産休に入ってしまったので、私1人になったというわけでして……。でも、わからないことがあったときには、ほかの区の職員に聞いたりしています。

―― 業務で心がけていることは。

渡邊 お客様の多くは年金制度自体がわからずに、わざわざお越しいただいているので、その場ですべて解決できるように丁寧に、かつ、お客様が納得いくまで説明するというのを心がけています。一方、知識不足というのは自分自身にもあると思うので、曖昧にしないように必ず年金事務所等に聞いたり、ツールも見たりしながら確認しています。
 あと、保険料の納付方法もいろいろあることや納付書がまとめて届くことも丁寧にご案内するよう努めています。前納の書類の違いも視覚的にわかるよう、私のほうで書類を加工して窓口に置いてお客様にお見せしています。「前納の書類はこれで、申し込み期限はいつまでで、1カ月当たりこれくらい安くなりますよ」といったことが一目でわかりやすいようにと。それを区内に5カ所あるサービスセンター「協働センター」の窓口にも配ったりしています。

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