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くらしすとEYE
エトセトラ
掲載:2014年7月15日

癒しの時間①
"香り"のある暮らし―アロマセラピー

 

 ふとした瞬間に心地よい香りが漂ってきて、「あっ!いい香り」と心ほぐれる体験をしたことはありませんか? 最近では、香り=アロマを利用して、リラックスした空間や居心地の良い空間を提供するオフィスやショップも増え、ますます「香り」に注目が集まってきています。また、近年では「香り」には「癒し」効果だけではなく、さまざまな病気に対する治療効果(アロマセラピー)もあることがわかってきました。そこで今回は、「癒し」の時間を楽しみながら健康にも役立つ「香り」に光を当て、生活に取り入れやすいアロマセラピーをご紹介します。

植物の力100%!アロマを知る

アロマセラピーとは?
01  アロマは「芳香」、セラピーは「療法」。香りで行う療法のことを意味します。日本では、アロマセラピーというと、いい香りに「癒される&リラックスする」といった目的で使用されることが多いですが、発祥の地であるフランスやベルギーでは、代替補完医療として日々の生活の中で自然に取り入られています。
 アロマセラピーでは、植物に含まれる芳香成分をギュっと集めた精油(エッセンシャルオイル)を使用します。どの精油も植物から抽出されたもので、例えば、食品でおなじみのオレンジやレモン、グレープフルーツであれば「果皮」、化粧品や香水などでも用いられるローズやジャスミン、ネロリ、カモミールなどは「花びら」、他にも「葉」「樹木」など…というように抽出される部位はそれぞれ異なります。


※代替補完医療: 現代西洋医学領域において、科学的に未検証であったり臨床的に未応用の医学・医療体系を言う。「代替医療」「補完医療」と言われることも。

精油には魅力がいっぱい
 植物の恵みを凝縮した精油には、各々、私たちの体調を整えてくれる様々な効果があります。鼻孔を通って脳を刺激することにより咳を鎮めたり、鼻づまりを和らげる呼吸器系に働きかけるもの、消化を助けるもの、筋肉の緊張を和らげたり、利尿作用、イライラを鎮めたりするものなど、効果は実にさまざまです。100種類以上ある精油のなかでも、まずは、アロマセラピーを始めるにあたり、おすすめの精油5本をピックアップしてみました。

おすすめの精油5本  *効果には個人差があります。
■ラベンダー(花と葉から抽出)
 優しいフローラルな香り。
 リラックスする香りの代表として有名なラベンダー。 「怒りや心の疲労を穏やかにして、リラックス」させるのはもちろん、「循環器系の鎮静」や、「細胞の成長を促す働き」も。海外では、擦り傷や打撲、火傷に塗布するといった薬のように利用される万能精油でもあります。

■オレンジ・スイート(果皮から抽出)
 柑橘系の爽やかでフレッシュな香り。
 「リラックス効果」や「気分を明るく高揚させる」効果があります。みかんやオレンジといった日本人にとって馴染深い香りのため、男女を問わず人気の香りです。また、「胃の調子を整え、食欲増進」などの消化器系に働きかける効果もあります。

■レモン(果皮から抽出)
 清々しくフレッシュな香り。
 「心を落ち着かせ、リフレッシュ」するのにぴったりな香りです。頭脳を明晰にする働きもあるので、勉強や物事に集中したい時に嗅ぐのもおすすめ。また、「ドロドロの血液をサラサラに、動脈硬化や高血圧といった生活習慣病の予防や改善」にも役立ちます。ちなみに、精油1㎏を採取するのに約3,000個分のレモンが必要です。

■ティーツリー(葉から抽出)
 スパイシーでフレッシュな香り。
 花粉症の症状を緩和することで近年注目を浴びている精油です。「鼻水、鼻づまりの緩和」や「抗ウイルスや殺菌効果」に並はずれた威力を発揮。そのため、ニキビ系の化粧品の成分に使われることも多く、日常では、うがい薬(コップ水に1〜2滴たらす)やオイルと混ぜて、傷や湿疹などの皮膚炎症殺菌として活用することもできます。

■ペパーミント(花と葉から抽出)
 爽やかでフレッシュな香り。
 「リラックス効果」があるほか、ガムに使用されるミントとしてもおなじみのペパーミントは、口臭予防に最適。ティーツリー同様「花粉症の緩和」としても利用されます。「気持ちをクールダウンして、集中力を高めてくれる」効果も。また、呼吸器系のトラブルにも役立つので、風邪予防にもおすすめです。

精油を使用する際の注意
 精油には、禁忌(きんき)と呼ばれる、使用上の注意事項があります。理解せずに乱用するとトラブルの原因になりかねません。例えば、レモンなどの柑橘系の精油には光毒性※を持つものが多く、レモンを混ぜたオイルを顔に塗り、日中外出すると光にあたってシミができやすくなります。また、妊娠中に使用を控えた方がいい精油や、血圧を下げる効果のある精油であれば、低血圧の人は避けた方がいいなど、それぞれ精油が持つ特性を理解して選ぶ必要があります。また精油は、原液そのままで皮膚に使えるものはごくわずか。基本は希釈して使うことを覚えておきましょう。

※精油の光毒性:精油が肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与えることがある。

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